ちょい足し
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某テレビ番組で、コンビニで扱っている食品に意外なものを“ちょい足し“して”素敵な食べ物にする“というコーナーがありますが、パナソニックがこれまでの家庭用のビデオカメラに、ちょい足しした新商品を出しました。
“本体のメインカメラに小さな移動可能(180度)カメラをプラス”したのです。
大きな画面でメインの画像をとりながら(運動会で走る子供を撮りながら)、
ワイプでもう一つ取りたい画像を加える(子供を撮影するお父さんを撮る)という、ユーザーニーズを“キュン”と掴んだ商品です。
この、ワイプ撮りのビデオのコマーシャルを見て、自社のサービスについて考えました。
私たちは、お客様に対して“キュン”とするサービスを提供できているのか?
私たちが提供しているサービスに足す、ちょっとしたコトとは?
私たちは、お客様にサービスを提供することを生業としています。
お客様の現状を正しく理解し、何が不足しているのか?を観察することからサービスは始まります。
今のサービスで、お客様は本当に満足しているのか?満足していない点は何なのか?
どのようにしたいという希望を、お客様は持っているのか?
お客様の思いを察することは、コミュニケーションがきちんと取れていて初めて成立します。
こちらからの一方的な思いは、お客様の気持ちを汲めないばかりか、勝手な押し付けになってしまいます。
コミュニケーションが取れていない状況で、お客様の気持ちを汲むことはできません。
お客様の心を“キュン”とさせられる、お客様に寄り添ったちょい足しのサービスを見つけられるよう、
“観察力”“分析力”“仮説力”を勉強中です。