デフォルトゲートウェイの設定漏れに気づいて!
いきなりですがデフォルトゲートウェイを設定していますか?
今回はこのデフォルトゲートウェイの設定が忘れられやすいことに注目してみたいと思います。
ゲートウェイとはネットワーク間をつなぐ門のことです。
その中で特別なものがデフォルトゲートウェイです。
何が特別かについては以下に説明していきます。
1. ルーティングテーブル
自分のドメイン(ネットワーク)以外との通信用ゲートウェイのリストです。
デフォルトゲートウェイについては明示的に記載しないといけない場合がほとんどです。
2. デフォルトゲートウェイの役目
自分のドメイン以外と通信する場合にルーティングテーブルに明示された
ゲートウェイ以外と通信するため全てのルーティングを記載するのは無理です。
そこで登場するのがデフォルトゲートウェイです。
行き先が分からないものは全てここに送って! というものです。
通常ルータやL3SWが指定されます。
ルータやL3SW自身も特別な場合を除いてデフォルトゲートウェイを設定します。
そこに落とし穴があります。
一生懸命ルーティングテーブルを作成して、漏れがないと思ったら
デフォルトゲートウェイの設定が抜けていたなんて他人事ではありません。
実際通信するまで分からなかったなんてこともあります。
3.デフォルトゲートウェイが設定されていないとどうなるか?
当然ルーティングテーブルに記載されていないネットワークと通信できません。
外部(インターネット)と通信できなかったり、業務ドメインにアクセスできないなど実務に影響がでてきます。
4.他のドメイン(ネットワーク)と通信できなかったら疑ってみよう!
よく「自分のPCがインターネットに接続できない。」「ほかは通信できるのに。」
という話を耳にします。そんなとき、まずはPCのデフォルトゲートウェイの設定を見てください。
デフォルトゲートウェイが設定されていなかったり、間違っていたりしないでしょうか?
まとめ
人は単純なことを見落とします。
デフォルトゲートウェイの設定は単純なことだけに設定を忘れないようにしましょう。
参考:※外部リンク