問題がないことが不安?
People
日本の代表ともいえる“トヨタ社”には、“トヨタウェイ2001”という企業理念があり、「知識と改善」「人間性尊重」の二本の柱から成り立っているそうです。
この理念の中に、とても興味深い箇所がありました。
トヨタ生産方式の強みは、問題を顕著化して解決する作業を繰り返すうちに、問題がない状態が不安になって、みんなが一生懸命に問題を探し始めることである。
みんなが問題がないことが不安?って”?”と、思いませんか?
私たちは、お客様を業務の見える化でサポートしています。
お客様は、何かしらの“不安・不満・問題点”を持っています。
その原因が“人”なのか“作業”なのか、あるいは“環境”なのかを判断し、“不安・問題点・不満”を、“見える化・標準化”することが私たちの業務です。
この問題を解決し、更なる改善を求めて50年以上も問題を探してきたというのです。
まさに、一致団結しないとできない業績だと思います。
業務の見える化を行う際の一番の障害は、お客さまの変革への抵抗と無関心だと思っています。
私たちとお客様全員の一致団結ができないと、見える化は成功しません。
“抵抗や無関心の壁”に当たった場合、人間性に訴えかける手法が必要になります。
そして、私は・・・・“のびた君”の気分になります。
ドラえも~ん!
トヨタウェイ2001のような、知恵を出し合い改善を求め人間性を高めあうことの価値観と手法がすぐにできる道具を出して~
この人間性、いわゆる“コンピテンシー”の重要性を実感している毎日です。