時間の相対性理論
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皆さん、最近時間の経過が早く感じられませんか?
子供の頃、中学校、高校時代は、同じ3年でも、
大変長く、貴重な時間を過ごしてきたように感じるのが一般的ではないでしょうか。
私は江戸川沿いをウオーキングをしている時に、
次のようなことをふっと思いました。
川の流れは通常一定の速さです。
しかし、その流れよりも自分が速く走ったら
川の流れを遅く感じるでしょう。
その流れよりもゆっくりと歩いて進めば
川の流れを速く感じるでしょう。
川の流れを時間の流れに置き換えてみると
流れは一定の速さなのに
自分の進む速さによって早く感じたり、遅く感じます。
これが「時間の相対性理論」なのではないでしょうか。
中学・高校生の頃は勉強に部活と、
たくさんの情報や刺激に溢れ、時間が経つのがとても速く感じましたよね。
しかし、後になって振り返ってみると
たくさんの想い出が甦り、同じ3年間でも長く感じませんか。
大人になるに従い、周りの情報や刺激が多くても
あの時ほど大きく心を動かすことが少なくなってきます。
そしてあっという間に3年が過ぎてしまいます。
同じ時間でも、自分の動きの早さや周りからの刺激により、
長くも短くも感じます。
「時間」は皆さんに平等に与えられています。
この「時間」をいかに使い、いかに生かすか、活動するか。
それによって充実していたかどうか後になって感じるのではないでしょうか。
一歩一歩前に向かって、歩んでいきましょう。
その人に与えられた時間(人生)の中で何をしたか。
どこまでの成果を残せたか。それがその人の品質ではないでしょうか。