ビッグデータ分析サービスを開始して
ビッグデータ分析サービスを開始して、約1年が経ちました。
ちょうど2年前、データサイエンティストを集め、大手顧客にオンサイトするサービス事業を準備。
しかしながら、この間ニーズが急速に拡大。優秀な“人財”の取り合いが生じてきました。
以上の様なブーミングとも言える状況で、事業イメージを再考し、2つのサービスに分けました。
1つは、データサイエンティストのオンサイト派遣モデル。
お客様のご要求を深く見ると、2つのことがわかってきました。
- “データ分析”の周辺作業(前処理、後処理、運用など)が、かなりのパートを占めていること
- 必ずしも全員が、高度な分析者でなくても良いこと
そこで、弊社の新しい職種である“ITセクレタリィ®”とチームを組ませ、オンサイトさせることを考えました。
おかげさまで、大手金融機関に実績ができました。
もう1つは、お客様のソリューションビジネスを支援するモデル。
ビジネスモデルを立案。IoT、SNS、社内に拡散しているデータなどを集約し、分析し、フィードバック。
IT基盤サポート、セキュリティ、データマネジメントなど、弊社が従来から行ってきたサービスに、データ分析機能を加味。
この度、大手企業の大規模研究施設で実績(ビッグデータに基づく労務管理)が生まれ、
来年1月に『PBAS(ピーバス)』という名称で、本モデルを横展開して参ります。
今後、たとえば大手製造業は、商品企画、開発、製造、販売、アフターフォローなど、
バリューチェーンの各フェーズで蓄積されたデータなどを、迅速かつ効果的に分析・解析し、
課題抽出から解決策まで対応できる“人財”が必要となります。
その“人財”こそが、「データサイエンティストとITセクレタリィ®のチーム」だと確信しています。
川瀬