BPOサービスデスク事業部研修 ~大谷選手から考える「価値」~
こんにちは。
BPOサービスデスク事業部のAです。
先日「価値」をテーマに事業部研修が行われました。
意識しないと、私生活や仕事であまり考えることのないテーマですが、話を聞いていると“普段から”意識することが大事なテーマだと気づかされました。
そもそも「価値」とは・・・
- ホスピタリティ(気遣い、思いやり)
- 適正・的確な行動
- 速さと早さ
ただ言葉を並べるだけだと「ふーん…?」とあまりイメージができなかったのですが、
野球の大谷翔平選手を例に挙げ、
「なぜ彼はMVPが取れたのか」 ⇒ 「彼には他選手にはない“価値”があったから」
と、わかりやすく解説をしていただきました。
昨年、米大リーグでMVPを獲得した大谷選手ですが、成績だけで言えば実はNo.1ではなかったそうです。
他にも成績優秀な候補選手はたくさんいたけれど、彼のファンサービスの細やかな心遣いから“人間的魅力”を感じ満場一致でMVPとなったそうです。
「大谷選手の人間的魅力」=「価値」
少し感覚的な話でしたが、とても納得ができました。
「価値」はどう上げていくのか?
大事なことは「自己投資を継続する」ことと「目標をもって行動し、達成させる」ことだと言います。
講師は己の価値を上げるために週に1~2冊本を読み、10年続けたそうです。
そこで、いわゆる自己啓発本と呼ばれる本に書かれている共通点を2つ見つけました。
1.目標を紙に書く、それを毎日見る
2.ごみを拾う、部屋やトイレ掃除をする
今回、大谷選手を例に出したのも、彼がこの2点を実践していたからでした。
彼は高校1年生の時に70歳までの予定表を作り、マンダラチャート(※)を作成しました。
※ 曼荼羅模様のようなマス目を作り、そのマス目一つ一つにアイデアを書き込むことで、アイデアの整理や拡大などを図り、思考を深める表
それを毎日見ていたそうです。
毎日見ることによって、意識が高まり、やがて刷り込まれ、自分の潜在意識となるそうです。
彼はこれを実践し、今や世界的に有名な野球選手になったのです。
大谷選手がアスリートライフスタイルのインタビューを受けた際の動画があります。
今書いたようなことを彼がどうやって実践していったのかが語られています。
野球に興味がない方でも楽しめますので是非ご覧ください!
https://pathway.jpnsport.go.jp/lifestyle/interview01.html
最後に、私たちにもできる「価値」の上げ方
1.明確な目標を持って、紙に書く
・白紙のカレンダーを用意する
・大きな目標を作り、いつまでに達成したいかをカレンダーに書く
・大きな目標の達成のために、小さな目標を作っていく
・小さな目標を達成するために、いつまでに、何をすべきか考える
・書いたものを常に見えるところに貼る
2.目標のために行動をして、習慣化していく
(やらされている感でやったものは身にならない)
文章で見ると少し小難しく感じるかもしれませんが、
これを「できる」か「できないか」で大きな差をつけることができ、
自分の「価値」となっていくのです。
講義中に、大谷選手が合宿中に読んでいた本(西沢泰生,『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』,アスコム,2012)をご紹介いただきました。
内容は一流の方々がどんな行動をとって(発言して)困難を打開していったか、
というものをクイズ形式で書いてある本でした。
珍回答でくすっと笑えたり、ハッとする気づきもたくさんありました。
とても読みやすいので読書が苦手という方にもお勧めです!
BPOサービスデスク事業部 A