VPNがネット上に潜む危険からプライバシーとセキュリティーを守る
『VPN』について
企業、または個人によるインターネット利用のあり方が大変多様化している今日、悪意のある第三者から大切なデータを守ることの重要性がますます高まっている。
ここでは、インターネット使用の安全性を格段にアップさせてくれるVPNサービスについてご紹介しよう。
そもそもVPNとは?
VPNはバーチャル・プライベート・ネットワークの略で、WiFiホットスポットのようなパブリックネットワークの使用時に安全なネットワークコネクションを構築する技術のことを指す。
VPNの特徴は、匿名のプライベートネットワークとして機能し、インターネットと同様にパブリックネットワーク内でも使用できる点にある。
更に様々なセキュリティー技術を採用しており、バーチャルコネクションとプライベートコネクションの両方を守ることができる。
VPNはこんな時に役に立つ!
1.安全にリモートアクセスを利用したい!
近年、多くの企業が従業員のテレコミュートを認めるようになっており、労働スタイルのモビリティーが向上している。
またそうでなくても、従業員に会社のネットワークにいつでもアクセスできる環境にあることを求める傾向は徐々に高まっている。
VPNはインターネットを使用したオフィスへのアクセスをサポートし、更にその安全性を守ることができる。
2. イントラネットを拡大したい!
VPNはリモートアクセスだけではなく、複数のネットワークを組み合わせる働きもする。
これによって、離れた場所にあるネットワークを簡単に社内ネットワークに組み込んで、イントラネットを拡大することができる。
3.ローカルネットワークを管理したい!
VPNを使用することで、内部ネットワークから様々なサブネットへのアクセスを管理することができる。
このタイプのVPNでは、インターネット・サービス・プロバイダーやパブリックネットワークケーブルを使用することなく
高いセキュリティーを実現できる。
一般ユーザーがVPNを使用する利点
VPNは大企業だけのものではない。
インターネットの使用法が多様化する今日、一般ユーザーにとってもVPNには大きなメリットがあるのだ。
1. IPアドレスを隠して真の匿名性を得る
インターネットに接続している端末は全てIPアドレスを与えられ、これによってロケーションに限らずユーザーの様々な個人情報が相手に分かってしまう。
VPN接続を使うと、ユーザーは自分が選択した国の安全なサーバのIPアドレスを使うことができ、個人情報を隠すことができる。
2. 検閲を回避しインターネットをアンブロックする
世界には、FacebookやTwitterのような有名サイトでも、サイトを検閲しブロックする国が数多くある。
VPNを使うと、コネクションを自分で選んだ国のVPNサーバを経由させることによってインターネット検閲を簡単に回避することができる。
3.パブリックWiFiホットスポットを安全に使用する
パブリックWiFiを使用して個人情報にアクセスすることにはリスクがつきまとう。
VPNサービスは、ネットワーク上で個人情報を盗み見しようするハッカーからユーザーの存在を隠し、更に情報を暗号化してくれるので、
安心してカフェや空港でインターネットを使用することができる。
まとめ
インターネットの利便性の裏には危険が常に潜んでいるということを忘れてはならない。
しかしVPNを使用すれば、データを盗み見されるリスクに怯えることなく、安心してパブリックWiFiを使用することができるのだ。
【参考】:外部サイト
The Top 6 Reasons Why You should use VPN Service