2020年 年頭のご挨拶
新年、あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、いよいよ令和二年が始まりました。令和二年は「2020年代」という新たな時代の幕開けでもあり、夏には東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される記念すべき年でもあります。
本年はN&I Systemsにおいても新時代の成長に向け、踏み出すスタートの年となります。世の中では次世代ネットワーク5G、IoT、クラウド、AIなど先進テクロジーを活用した企業変革が急速に進むと予測しています。まさにテクノロジー戦略がビジネス戦略の中核をなし、企業経営においてこれまで以上にデータ資産を如何に活用するかが鍵となり、データ主導の世界になっていくと考えられます。お客様の加速度的に増大していくデータ資産をどのように活用し、どのように変革していくか、その実現の具体的な支援がインテグレータとしての役割と考え、N&I Systemsのサービス面もこの新しい時代へ向けた準備を淡々と進めております。
N&I Systemsの企業理念「人間尊重」は、社員の幸せを追求し、会社が発展することにあります。その上で本年の全社スローガンは「チーム価値を高め、お客様にその価値を伝えよう!」です。
本年は、お客様の満足、価値向上にさらなるサービス向上ならびに新しいサービスで支援できるようチーム価値を高め、より高いステージでサービスを提供できるようにすることで、お客様、社員、会社の幸せの実現を推進して参ります。社員一同、価値向上に精進して参りますので、引き続き変わらぬご指導ご愛顧を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社エヌ・アンド・アイ・システムズ
代表取締役会長 青木 健一郎
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新年あけましておめでとうございます。
今まさに世は、「デジタルトランスフォーメーション」(DX)の時代に突入しました。日本のテクノロジー市場において、2025年にはSI/メインフレームに代表される伝統的なテクノロジーの市場規模は40%まで低下し、逆に、DX/クラウドなどの新しい技術領域が60%を占める予測がされています。
しかし、これは欧米の倍の時間を要するということです。日本は固有の問題(SIの時代の存在)があり、新時代への移行に最低10年はかかると考えられます。すなわち、これからの10年は、新旧の技術が混在する時代と言えるでしょう。
この混在する時代をビジネスチャンスととらえ、わたしたちN&Iは、いくつかの重要な事業施策を打ちます。
① “AIインテグレーションセンター™”の設立(2020年4月予定)
・企業のDX化の総合相談窓口となり、お客様のビジネス課題解決のお役にたちたい。
・真に効果のある新しいソリューションを提案したい。
・解決策において、レガシーITを使うべきか、AIが有効かを判断して提案したい。
② DX時代における新しい開発のあり方をさぐるべく、API開発の事業を強化します。
③ 派遣、SESモデルからインソーシング(お客様先で請負)さらには、アウトソーシングを受けるための受託センターを新設し、サービスを強化します。
さて、これらの企画・施策に共通していることは、その時の市場ニーズを捉えていること、顧客価値があることです。昨年の全社スローガンは、「自らの価値を高め、組織の価値を高め、事業間のシナジーを起こし、企業価値の最大化をめざそう」でした。昨年度は、価値の創造(NIアカデミーを中心とした研修の充実)に注力しました。本年度は、全社スローガンを「チーム価値を高め、お客様にその価値を伝えよう!」とし、価値の創造の継続と同時に、価値の認定(社内認定制度の発足)さらには、価値の発揮(プライシング、ブランディング)を推進して参ります。
最後に、皆様の一層の御理解と御支援をお願い申し上げるとともに、本年が皆様一人ひとりにとって、また、ご家族にとって、実り多き素晴らしい一年となりますよう、 心よりお祈り申し上げます。
株式会社エヌ・アンド・アイ・システムズ
代表取締役社長 川瀬 勉