株式会社エヌ・アンド・アイ・システムズ

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Service

はじめに

当社(株式会社エヌ・アンド・アイ・システムズ:以下N&I)では、DX(デジタルトランスフォーメーション)時代に対応したサービス展開を行うため、現下において下記4つの施策を実施しています。

① DXインテグレーションセンター®の開設
② DXエンジニアリングサービスの立ち上げ
③ DXエンジニア社内認定制度の創設
④ DXオンラインサロンの開設

本コラムでは、上記④についてお話をしたいと思います。

 

DX時代の人材確保を含めた新しいビジネススタイルを確立するには

過去3回のコラムでは、DXに関する「センター開設」「サービス立ち上げ」「教育制度の確立」といった従来のIT事業の拡張としての仕組みを解説してきました。本コラムでは、その締めくくりとして、上記3つの仕組みをビジネス活動の中で有機的に結びつける新たな取り組みについてご紹介したいと思います。

センターを開設し、サービスを立ち上げ、教育制度を確立したとしても、それをより効率的に機能させるためには、社員間・企業間(ユーザやパートナー)を結びつける仕組みが必要になります。従来のIT的な発想であれば、メールやWebによる情報発信が主たるものとなります。ただし、これらのツールは、現在のコロナ下で俄然脚光をあびた「ニューノーマル(新しい日常)」といった生活や働き方の変化に対応可能な、スピード感のあるツールとは言えないのではないでしょうか。

N&Iは、「ニューノーマル」や「働き方改革」など新しいビジネススタイルに適合したDX/AIoTに関する情報交流・学びの場として、オンラインサロンサービス“DXオンラインサロン”を開設いたしました。

※オンラインサロンとは、「月額会費制のWeb上で展開されるコミュニティ(クローズド)の総称」のこと

 

オンラインサロンの意義

N&Iでは、オンラインサロン開設の意義といたしまして、以下の3つのポイントを考えております。

①学びの場としてのサロン
DX/AIoTに興味があり、仕事をしたいが何から始めて良いかわからない社員、他社エンジニアや学生に参加していただき、PythonやDX/AIoT技術を学んでいただくことができます。

②採用(就職)の場としてのサロン
レガシーなIT従事者(Webプログラマ、Javaエンジニア)やIT未経験者や学生に、IT業界ひいてはN&Iシステムズという会社を就職先として認知していただくことができます。

③ビジネス交流の場としてのサロン
サロンを通じて、IT企業、エンジニア(自社・他社・個人事業主・学生プログラマ)がDX/AIoTに関するビジネス交流をおこなうことができます(企業課題解決の糸口、エンジニア/ソリューションの融通等)。

以上を総括いたしますと以下の表になります。

サロンの活用シーン 参加者のメリット 主催者(N&I)のメリット
学びの場としてのサロン DX/AIoT技術の習得 DXエンジニアの育成
採用(就職)の場としてのサロン 業界の知見を得る
就職のヒントを得る
DXエンジニアの採用
ビジネス交流の場としてのサロン DX/AIoTに関する課題解決の場 営業ツールとしてのサロン
新規DXビジネス発掘の場

 

オンラインサロンの基本運営スタンス

上記オンラインサロンを弊社が運営するにあたりまして、以下の3つを基本スタンスとして考えております。

①会社は「オンラインサロン」という場を提供
会社は仕組みとしての「オンラインサロン」を提供し、個人および組織(事業部、社内コミュニティ)は自由参加となります。また、DX/AIoTの主要目標をはずさなければ、個別サロンの開設も原則自由です。

②個人:“教わる教育”から“参加する教育”へ
各個人は「自分の時間」で参加が可能となります。現状がレガシーなIT業務に携わっていても、オンラインサロンを利用することで、DX/AIoTエンジニアにスキルチェンジすることが可能です。

③経営/事業部:“トップダウン型事業運営”から“ボトムアップ型事業運営”へ
経営や事業組織体は配下のメンバーのコミュニケーションやプロジェクト進捗把握することが可能となります。また、各メンバーは事業運営に関する意見交換の場としても使用可能となります。

最後に

N&Iでは、本オンラインサロンを一般の方や多くの企業にご参加いただき、DXの輪を広げていきたいと思っております。

 

DXインテグレーションセンター® 副センター長
佐藤 桂

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